西園寺先生は紡木さんに触れたい

「おまたせ！…って花奏ちゃん？」



キラキラした瞳で自分をじっと見つめる紡木に、千秋はヒラヒラと手を振った。



「はっ…！すみません、あまりにも綺麗で見惚れちゃいました…。」



照れ笑いを浮かべながらそう言う紡木に、千秋は口角を上げながら「惚れちゃった？」と返すものだから紡木は不意に胸をときめかせた。



「さっ、それじゃあまずは服から見よっか！」


「はい！お願いします…！」



そう言うと2人は大きなショッピングモールへ向かった。


千秋は軽く紡木の好みの服の系統を聞くと、幾つかのお店を回って紡木に試着させた。


いくつか店を回った後、フィット感のあるニットに、チェックのロングタイトスカート購入した。