Screw driver
「美月さんも美月さんです。どうして、僕の大切な空間に男と一緒に来るんですか?そんな悪い人だったなんて、思ってませんでしたよ。これは起きたらじっくり話し合わないといけませんね。あなたは僕のもので、僕はあなたのものなんだから……」

赤く長い舌で慶太は美月の喉を舐める。その瞳はギラギラと輝き、どこか狂気的にも見える。

それを見ることしかできない哲は、好きな人はとんでもない男に捕まってしまったのだと思った。









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