王子な兄(仮)に出会ったら過保護になってめっちゃ構ってきます


「今度はこのバレッタと、ワンピースを着てデートしようね」

キラキラと目を輝かせながら、顔を近づけてくるキース。

「えっと…」

返答に困っていると、視線を感じた。

「…何やってるんだ、こんなところで」

怒りを抑えた声で近づいてきたのは、レーウィス。

「別に、レーウィスには関係ないよ」

「彼女が困るようなことはするな」
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