王子な兄(仮)に出会ったら過保護になってめっちゃ構ってきます

ー午後三時、温室にて質問攻めー



「ようこそいらっしゃいました。クフォード殿下は少々遅れるとのことです」

「そっか」

何も言わずとも、目の前にコーヒーが置かれる。

静かに時が流れ、コーヒーを味わう。


「…悪い、待たせたな」

「いえ…、大丈夫です」

久しぶりに会うクフォードは疲れた顔をしていた。
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