例え私が消えたとしても俺は君の隣にいると誓う
「隣、座っていい?」
「ど、どうぞ!」
「なんで挙動不審なのっ」
そう言って笑う湊くん。
なんで挙動不審かといわれれば分からないけれど、多分この状況に慣れていないから。
湊くんや冬弥くんと一緒にいると、お姉さま方や女の子に睨まれることは多々あるから特別気にしてはいない。
だけど、湊くんと学校以外で2人きりは初めてのシチュエーション。
慣れていないし、改まってしまうとなに話していいのか分からなくなる。
なに話せばいいんだろう……。
って、違うじゃんっ。
今日は湊くんが相談したいことがあるって言っていた。
それを聞くために会っているんだ。
「えっと。相談ってなに?」
いきなり切り出していいものなのか。
そう思ったけれど、気づけば単刀直入に聞いている自分がいた。
隣に座る湊くんに顔を向けると、相変わらず落ち着いた表情をしていた。
悩み事や相談がある人の表情じゃなさそう……。
「ど、どうぞ!」
「なんで挙動不審なのっ」
そう言って笑う湊くん。
なんで挙動不審かといわれれば分からないけれど、多分この状況に慣れていないから。
湊くんや冬弥くんと一緒にいると、お姉さま方や女の子に睨まれることは多々あるから特別気にしてはいない。
だけど、湊くんと学校以外で2人きりは初めてのシチュエーション。
慣れていないし、改まってしまうとなに話していいのか分からなくなる。
なに話せばいいんだろう……。
って、違うじゃんっ。
今日は湊くんが相談したいことがあるって言っていた。
それを聞くために会っているんだ。
「えっと。相談ってなに?」
いきなり切り出していいものなのか。
そう思ったけれど、気づけば単刀直入に聞いている自分がいた。
隣に座る湊くんに顔を向けると、相変わらず落ち着いた表情をしていた。
悩み事や相談がある人の表情じゃなさそう……。