例え私が消えたとしても俺は君の隣にいると誓う
それはどんな病気でも同じ。


苦しくて、辛くて。

もがいて、泣いて。 

どうしていいのか分からなくなってしまう。

ときには間違った行動もしてしまう。

その気持ちは今なら分かるから。


私もこの病気を通していろんな人を傷つけていたって最近になってようやく分かったから。

だから、美波ちゃんは悪くない。

強いて言うなら。



「格好良すぎる冬弥くんが悪いよね」



そう言って微笑む。

ぽかん、とした顔をする美波ちゃん。

それから表情を崩して笑った。



「ふふっ。本当に、そうですねっ」



私たちは笑い合った。

泣き笑い。

それは嬉し涙だと思いたい。
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