例え私が消えたとしても俺は君の隣にいると誓う
「なにか答えろよ……」



そう言われても。

なにを話していいのか分からないんだよ。

頭の中も心の中もぐちゃぐちゃだよ。

どう言葉にしていいのか分からないんだよ。


言葉の代わり涙がこぼれる。

ここで泣いちゃダメなのに。

ダメなのに……。



「今日は花火を見るの、やめよう」

「え……」



涙でぼやける視界の中、冬弥くんの目を見る。

突然の言葉になにも言えなくなった。


……冬弥くんは。

冬弥くんは夏樹先輩に告白されても、花火は私と見ようとしてくれていたってこと?

それなのに、私は……。

冬弥くんは私と花火を見てくれないんだと勝手に勘違いをして。

勝手に泣いて。

勝手に湊くんにすがって、冬弥くんに嫌な思いをさせていたのかな。
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