アイドルと私。
「よし!これで全力でライブ楽しめますね!あ、アルバム覚えてきましたか?」

手首に付けられたシュシュを見て満足気に笑い、思い出したように聞かれた。そう、優衣をライブに誘ったら、これ聞いて勉強してくださいね!って今までskyが発売していたアルバムを渡された。今回のライブは日本の皆さんを元気にしたい!っていうテーマがかがげられていて、今までのアルバムから歌われるようだった。

「聞いてきたよ!結構色んなタイプの歌歌ってるんだね。」

アップテンポからスローの曲、ラップソングに、王道なラブソング、バラード曲など色々なジャンルの歌を歌っているみたいだ。

「そうなんです!そこがskyの魅力でもあります。Theアイドルじゃなくて、色んなタイプの歌を歌ってくれるからこそ、好きな子も多いんじゃないですか?ジャンルが違う歌を歌って、それぞれそのジャンル曲で魅力が違うの分かりました?」

「うん。幸一くんはラブソングの時、凄い心が篭っている歌い方で、直樹くんはアップテンポの時楽しそうに歌ってるのが伝わってきて、寛也くんはバラードの時魅力的な歌声で歌ってて、雅人くんはラップの時重低音の声が凄かったなーって思ったけど、これは合ってるのかな?」
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