アイドルと私。
あーそっか。そういう考え方もあるのか。でも確かにそうだよね。優衣の言葉に納得していると、

「どうせ先輩の事だから留守中に行くのは気が引けて、申し訳ないとか思ってるんでしょうけど、そこは信用してくれている彼氏に対して向き合って、家行ったりしちゃってもいいんじゃないんですか?」

「うん、今日初めて行こうかなって思ってて…それでちょっと相談聞いてもらったの。」

「じゃあ行きましょう!よし、じゃあ残りの業務もさっさとしちゃいましょう!」

マグカップを片付けて、他の従業員と休憩を交代して、フロアに戻って、仕事をする。

「いらっしゃいませー。どうぞごゆっくりご覧下さいませ。」

女子高生2人組が店内に入ってきて、声がけをすると商品を手に取って、これ可愛いー!など言い合って、可愛くて微笑ましくなる。
パチッと優衣と目が合って、優衣も同じ事を思ったのかこちらを見て微笑んできた。

「こちら試着してもいいですか?」

「はい、ではこちらへお願いします。」

2人組は気に入ったトップスの色違いを持ってきて、お揃いで購入するのかな?試着室に案内して、楽しそうな二人を見て、残りの業務も頑張ろうと思った。
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