あるがまま。

(ぅわー、すごい人・・・前に進めないょ)

そう思ってたら、行き成り腕を掴まれてグイグイと引っ張っていかれた。


手の主を見ると、そこには人を掻き分けてくれている雅紀がいる。


ドクンッ


掴まれている腕がジンジンと熱くなってくる。


「ほらっ、ちっせぇお前でもここなら見えるだろっ!」

手を離して雅紀が言う。

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