甘すぎる鈴くん、私を離してくれる気はなさそうです。
 そ、それは避けたい!!


 えっと、、、


 私は、決して良くはない頭で必死に考える。


、、、数秒後、、、、


 あっ!!


 私は目を見開く。

 
 山で遭難した時は安全な場所へ行くんだよね!


 ココ、別に山じゃないけど、、、


 とりあえず動き回ってみよう!


 早速、私は突き当たりを右に行ってみる。


 そのあとを左、右、左、右、、、、、


 あれれ????


 なんか、、、もっと迷子になった気がするんだけど、、、


 ん、、、


 昨日あんまり寝れてなかったから眠かったのに、、、動き回ったから、、、

 
 一気に眠気が襲ってくる。


 もう、寝ちゃえ、、、


 私は壁に背中をつけ、座り込んだ。


「おやすみ、、、」


 そう言い終わった瞬間、私は眠りについていた。
 
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