大好きな君の観察記録
エピローグ
   ???side



「ふぁぁぁあ」



暇だなぁ。

自室でひとり,大きなあくび。

土曜日だから,親もいるし。

ーぴろんぴろんぴろん🎵

いや,多い多い。

誰やし。

チラリとスマホに目を向けると,まさかの同時に2人からLINEが来ていた。

珍しいこともあるものだなぁと呑気に開いてみると,それは風とはるからだった。

デートの写真でも送ってきたのかな,嫌みな奴らめ。と冗談半分で思いながら見てみても,どうやら違う。

なにこれ? レポート?

2人はそれぞれ,メモのようなものを大量に送ってきていた。



『『前の質問の答え』』


< 28 / 29 >

この作品をシェア

pagetop