どうにもこうにも~恋人編~
気づいたら西島さんのことを考えている。大学で講義を受けているときも、友達といるときも、テレビを見ているときも、ご飯を食べているときも、何をしていてもいつの間にか彼のことが頭を占拠している。
「ケイ、最近ボーっとしてること多くない?今日のゼミも先生に意見求められてしどろもどろになってたじゃん」
ゼミ終了後、同じゼミ生で仲良しのトモちゃんこと川原田知美とキャンパス内のカフェで一休みしているとそんな指摘をされた。彼女には西島さんと付き合い始めたことを伝えている。
「あのね、すっごい恥ずかしい話なんだけど、何しててもいつの間にか西島さんのこと考えてるんだよね…」
「なんだ惚気か。幸せいっぱいか」
「困ってるの。このままじゃ日常生活に支障きたしちゃうよ」
「付き合いたてのときってそうなるよね。いいなぁ。今度写真見せてよ。素敵なオジサマ彼氏~。私も彼氏ほしい~」
彼女は他人事だと思ってカフェラテをすすっている。
そもそも大学4年生で就活やら卒論やらで忙しい時期だから、彼氏をつくる気なんてなかったのに。4月頃の私には、半年後に20も離れた男の人と付き合うことになろうとは想像もできなかっただろう。
「で、西島さんのどこに惹かれたわけ?」
トモちゃんはぐいっと身を乗り出して聞いてくる。
「えぇ?…紳士的なところ、かな。いつも優しくて気が利くし。大人の余裕っていうか」
「ケイ、最近ボーっとしてること多くない?今日のゼミも先生に意見求められてしどろもどろになってたじゃん」
ゼミ終了後、同じゼミ生で仲良しのトモちゃんこと川原田知美とキャンパス内のカフェで一休みしているとそんな指摘をされた。彼女には西島さんと付き合い始めたことを伝えている。
「あのね、すっごい恥ずかしい話なんだけど、何しててもいつの間にか西島さんのこと考えてるんだよね…」
「なんだ惚気か。幸せいっぱいか」
「困ってるの。このままじゃ日常生活に支障きたしちゃうよ」
「付き合いたてのときってそうなるよね。いいなぁ。今度写真見せてよ。素敵なオジサマ彼氏~。私も彼氏ほしい~」
彼女は他人事だと思ってカフェラテをすすっている。
そもそも大学4年生で就活やら卒論やらで忙しい時期だから、彼氏をつくる気なんてなかったのに。4月頃の私には、半年後に20も離れた男の人と付き合うことになろうとは想像もできなかっただろう。
「で、西島さんのどこに惹かれたわけ?」
トモちゃんはぐいっと身を乗り出して聞いてくる。
「えぇ?…紳士的なところ、かな。いつも優しくて気が利くし。大人の余裕っていうか」