a piece of cake〜君に恋をするのは何より簡単なこと〜
* * * *
那津は体がむずむずするような感覚の中、ゆっくりと目を覚ましていく。
「ん……」
呼吸もままならず慌てて目を開けると、そこには朝から那津にキスをしながら体を触る周吾がいた。
「ちょ、ちょっと……!」
「あぁ、おはよう、那津さん」
「朝っぱらから何してるの⁈」
「ん? だって目が覚めたらこんな可愛い那津さんが隣にいるんだよ。我慢しろっていう方が無理」
「だからって……んっ……」
恥ずかしくて体を引き離そうとした那津を、周吾は力いっぱい抱きしめキスをする。
「黙って。言ったよね? 離すつもりないって」
「でも仕事……」
「そのためのパワーをチャージしないと」
周吾に唇を塞がれながら、
『これじゃあ逆じゃない⁈』
と那津は心の中でツッコミを入れる。
周吾が那津の敏感な部分に指と舌を使って愛撫を繰り返すものだから、何も考えられなくなって思わずうっとりと瞳を閉じる。
たった一晩でこの人は私の体を知り尽くしたかのよう。私の気持ち良い場所ばかり攻め立てる。抗いようのない快感の中、彼に身を任せてしまうのだった。
那津は体がむずむずするような感覚の中、ゆっくりと目を覚ましていく。
「ん……」
呼吸もままならず慌てて目を開けると、そこには朝から那津にキスをしながら体を触る周吾がいた。
「ちょ、ちょっと……!」
「あぁ、おはよう、那津さん」
「朝っぱらから何してるの⁈」
「ん? だって目が覚めたらこんな可愛い那津さんが隣にいるんだよ。我慢しろっていう方が無理」
「だからって……んっ……」
恥ずかしくて体を引き離そうとした那津を、周吾は力いっぱい抱きしめキスをする。
「黙って。言ったよね? 離すつもりないって」
「でも仕事……」
「そのためのパワーをチャージしないと」
周吾に唇を塞がれながら、
『これじゃあ逆じゃない⁈』
と那津は心の中でツッコミを入れる。
周吾が那津の敏感な部分に指と舌を使って愛撫を繰り返すものだから、何も考えられなくなって思わずうっとりと瞳を閉じる。
たった一晩でこの人は私の体を知り尽くしたかのよう。私の気持ち良い場所ばかり攻め立てる。抗いようのない快感の中、彼に身を任せてしまうのだった。