君の息にピリオド.
謎解きの時間

危機一髪(第一回)

「ペンは僕が取ってくるよ」

『ありがとう。じゃあ私は紙ね』


時計はないものの、
一応紗羅のスマホで時間は確認できる。

正確に言えばストップウォッチなんだけど。

ありがたいことに、
充電器も教卓に中に入っていたので、
充電が切れないよう繋いでおくことにした。


「また来た、読むね。」

「流石に黒板に書くのは大変そうなので、
メモ用を用意させていただきました。
本当はきちんと命令を聞いてくれるかの
テストですけど」

「今から簡単な謎解きをしてもらいます。

4問、もちろん時間制限付きです。
5分前になったらお知らせします。
まずは1問目、制限時間は30分です!

写真をお送りしますので落ち着いて、
解いてくださいね!」


そう言い、
丁寧にまとめられた問題が送られた。

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