世界が終わる日に、俺は君の手を握る。
——————-
————-
——-

「んん…」

目覚めると、見慣れた天井が目に映る。


4月1日…


俺『前木裕也(まえぎゆうや)』が夢を見たのは言うまでもない。


リビングに向かうとキッチンに母親がいた。
< 4 / 38 >

この作品をシェア

pagetop