嘘つくつもりはなかったんです! お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を溺愛しているみたいだけどちょっと勘弁して欲しい。
私のつたない説明を聞いてくれるユウ君。でも、途中で「パねぇ」とか、「ウケるwww」とか、声が聞こえてくるのは何故だろう。
「リア、すっげぇ興奮して来た! やっぱマジかっけぇ!」
「ユウ君? どうしたの?」
一通り話終わると、ユウ君は頬を赤らめて話し始めた。
「リア、この前の夜会で、イザベラ嬢にワインかけられただろう? あれ、分岐イベントだったんだよ!」
「えっ、それって、ゲームのイベントってこと?」
「そう! で、いろいろと選択肢がある中で、リアが選んだのは【イザベラ嬢にワインをかける】だったろ?」
「う、うん。そうだったね、それは、反省しているけど」
すっと立ち上がったユウ君。手に拳をつくっている。
「リア、それって、ハーレムエンドなんだよ! ハーレム!」
「ハ、ハーレム? そ、それって、」
「そう! リア! 攻略対象を全部落としたってこと! パねぇ、まじ、かっけぇぇぇ~」
よしっ、と掛け声をかけて喜んでいる姿を見て、私は口を開けてポカーンとしてしまう。
「リア! 僕も入れたら4人攻略だよ、ちょ~いい!」
ちょ、ちょっと待って欲しい。私は初めから平凡な結婚がしたいだけで、複数の相手を持つような爛れた生活がしたいわけではない。
「リア、すっげぇ興奮して来た! やっぱマジかっけぇ!」
「ユウ君? どうしたの?」
一通り話終わると、ユウ君は頬を赤らめて話し始めた。
「リア、この前の夜会で、イザベラ嬢にワインかけられただろう? あれ、分岐イベントだったんだよ!」
「えっ、それって、ゲームのイベントってこと?」
「そう! で、いろいろと選択肢がある中で、リアが選んだのは【イザベラ嬢にワインをかける】だったろ?」
「う、うん。そうだったね、それは、反省しているけど」
すっと立ち上がったユウ君。手に拳をつくっている。
「リア、それって、ハーレムエンドなんだよ! ハーレム!」
「ハ、ハーレム? そ、それって、」
「そう! リア! 攻略対象を全部落としたってこと! パねぇ、まじ、かっけぇぇぇ~」
よしっ、と掛け声をかけて喜んでいる姿を見て、私は口を開けてポカーンとしてしまう。
「リア! 僕も入れたら4人攻略だよ、ちょ~いい!」
ちょ、ちょっと待って欲しい。私は初めから平凡な結婚がしたいだけで、複数の相手を持つような爛れた生活がしたいわけではない。