嘘つくつもりはなかったんです! お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を溺愛しているみたいだけどちょっと勘弁して欲しい。
「あっ、すごい、美味しい! お米だぁ~」
感嘆の声を上げると、ウィルティム様も嬉しそうに眼を細めて私を見つめている。
「良かった、喜んでくれて。急だったが、ホテルに依頼して人を回してもらったが、腕はさすがだな」
思わずウグッと飲み込んでしまう。
「ウィル、もしかして、ホテルの人を呼んでいるの?」
「あ? あぁ、本当は丸ごと呼ぶつもりだったが、流石にお祭り前で予約がいっぱいだったらしい。そのため、一部になったが、それでもいいスタッフが揃っているようだな」
きっと、ウィルティム様のことだから、高級ホテルだろう、な。私たちのためだけに、と思うと申し訳ない。
「ウィル、明日はじゃぁ、外で食べよ? レストランとか、行ってみたいし」
「ん? 外は人の目があるが、個室のあるレストランを選ぼうか。それなら、君にも負担がないかな」
「はい、そうしてください」
配慮してくれるのは嬉しいけれど、やっぱり王族なんだよな、と思ってしまう。私は一応伯爵令嬢だけど、どちらかというと貴族の体面を保つのに精いっぱいな貧乏伯爵の娘だ。
こうした贅沢に免疫がない。
「ウィル、貴方も食べて。顔色、あまり良くないよ」
「ん、あぁ、しばらく寝不足だったからかな。でも、リアに会えて疲れも吹き飛んだよ」
今度は私の番、と思ってスプーンをとり、彼にシチューを食べさせる。
感嘆の声を上げると、ウィルティム様も嬉しそうに眼を細めて私を見つめている。
「良かった、喜んでくれて。急だったが、ホテルに依頼して人を回してもらったが、腕はさすがだな」
思わずウグッと飲み込んでしまう。
「ウィル、もしかして、ホテルの人を呼んでいるの?」
「あ? あぁ、本当は丸ごと呼ぶつもりだったが、流石にお祭り前で予約がいっぱいだったらしい。そのため、一部になったが、それでもいいスタッフが揃っているようだな」
きっと、ウィルティム様のことだから、高級ホテルだろう、な。私たちのためだけに、と思うと申し訳ない。
「ウィル、明日はじゃぁ、外で食べよ? レストランとか、行ってみたいし」
「ん? 外は人の目があるが、個室のあるレストランを選ぼうか。それなら、君にも負担がないかな」
「はい、そうしてください」
配慮してくれるのは嬉しいけれど、やっぱり王族なんだよな、と思ってしまう。私は一応伯爵令嬢だけど、どちらかというと貴族の体面を保つのに精いっぱいな貧乏伯爵の娘だ。
こうした贅沢に免疫がない。
「ウィル、貴方も食べて。顔色、あまり良くないよ」
「ん、あぁ、しばらく寝不足だったからかな。でも、リアに会えて疲れも吹き飛んだよ」
今度は私の番、と思ってスプーンをとり、彼にシチューを食べさせる。