嘘つくつもりはなかったんです! お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を溺愛しているみたいだけどちょっと勘弁して欲しい。
チュン、チュンと鳥のさえずりが聞こえる。この部屋では二度目になる眩しい朝を迎えた。昨夜は、初めての夜と違い、ウィルストン殿下の無尽蔵の体力で貪られたのだ。身体のあちこちが、痛い。
隣にいるのは、銀色の髪の王子様。もう、驚かない。ウィルティム様の姿の彼も好きだけれど、本来の姿であるウィルストン殿下も大好きになっている。
彼の髪をちょっと撫でて、その髪にキスをする。漆黒でも蒼色でもなく、アメジストの瞳で見つめて欲しい。
私が動いたからか、彼がふわりと目を覚ました。そしてギュッと私を抱きしめなおす。
「おはよう、リア。あぁ、隣に君がいると、やはり良く寝られるようだ」
それは、夕べ散々体力を使ったからじゃないかなぁ、と思わなくもないけれど。
「ふふっ、おはよう。私の王子様」
ウィルの額にキスをすると、彼は顔を綻ばせながら微笑んだ。
そして私を腕に抱いたまま、眠気を弄びながら質問された。
「そう言えば、夜会の後で、ユゥベールと親し気に話していたけれど、あれは何?」
あれは、ちょっと忘れたいのだけど忘れられない。
最後にユウ君から甘く囁かれたのだ。
「リア、あのね、実はハーレムエンドになると隠れキャラが出てくるんだ。隣国のツンデレ系王子様なんだけど、楽しみだね」
『のぉぉぉーーーー!』
もうっ、溺愛王子様は一人で十分ですっっ。
【嘘つくつもりはなかったんです!お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を十分溺愛しているので、他の王子様はちょっと勘弁して欲しい】
(おわり)
隣にいるのは、銀色の髪の王子様。もう、驚かない。ウィルティム様の姿の彼も好きだけれど、本来の姿であるウィルストン殿下も大好きになっている。
彼の髪をちょっと撫でて、その髪にキスをする。漆黒でも蒼色でもなく、アメジストの瞳で見つめて欲しい。
私が動いたからか、彼がふわりと目を覚ました。そしてギュッと私を抱きしめなおす。
「おはよう、リア。あぁ、隣に君がいると、やはり良く寝られるようだ」
それは、夕べ散々体力を使ったからじゃないかなぁ、と思わなくもないけれど。
「ふふっ、おはよう。私の王子様」
ウィルの額にキスをすると、彼は顔を綻ばせながら微笑んだ。
そして私を腕に抱いたまま、眠気を弄びながら質問された。
「そう言えば、夜会の後で、ユゥベールと親し気に話していたけれど、あれは何?」
あれは、ちょっと忘れたいのだけど忘れられない。
最後にユウ君から甘く囁かれたのだ。
「リア、あのね、実はハーレムエンドになると隠れキャラが出てくるんだ。隣国のツンデレ系王子様なんだけど、楽しみだね」
『のぉぉぉーーーー!』
もうっ、溺愛王子様は一人で十分ですっっ。
【嘘つくつもりはなかったんです!お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を十分溺愛しているので、他の王子様はちょっと勘弁して欲しい】
(おわり)


