好きだけど、好きなのに、好きだから
佐伯君が、私の方を振り返った。

ん?

佐伯君がふわりと下から投げたボールが、私の手元に収まった。

えっ?

私は佐伯君に視線を向ける。


佐伯君は、ゴールに視線を向けた。

シュートってこと?

私が打ったシュートは、リングに当たり跳ね返った。

ガンッ

彼は、跳ね返ったボールをダンクシュートした。

昨日と同じように。

豪快なのにしなやかなシュート。

やっぱり、まぐれじゃなかった!
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