望まれぬ花嫁は祖国に復讐を誓う
彼女の足元にいる黒い物体だ。あれは間違いなく黒豹。なぜここにいる。
「悪いがそれをこちらに引き渡してもらえないだろうか」
レイモンドが右手を差し出した。彼の言うそれは、きっとカレンの足に隠れている豹のこと。
「この子は、旦那様のお知り合いですか?」
「なぜそのようなことを聞く」
「この子が、怯えているように見えたからです」
じろりとカレンはレイモンドに視線を向ける。睨む、という視線に近いかもしれない。
「悪いようにはしない」
「悪いがそれをこちらに引き渡してもらえないだろうか」
レイモンドが右手を差し出した。彼の言うそれは、きっとカレンの足に隠れている豹のこと。
「この子は、旦那様のお知り合いですか?」
「なぜそのようなことを聞く」
「この子が、怯えているように見えたからです」
じろりとカレンはレイモンドに視線を向ける。睨む、という視線に近いかもしれない。
「悪いようにはしない」