舞台の上で輝いて
それが、あの貼り紙が貼り出された日から日常に急激な変化が…。
いきなり結城さんとの距離が縮まって、素の思いやりのある優しい姿を見たら、舞台を観て一目惚れした時の気持ちよりも更に思いが強くなっている。 

そばで踊れば、より結城さんのバレエ的なものの高尚さを感じられる。
自分もパートナーとして、結城さんの踊りにふさわしいダンサーになりたいという思いが強くなる。
アイドルの様な遠い存在からもっと近くの存在へと変化した、記念すべき日になった。

この時間を大切にしよう。
この時間がどれほど貴重なものであるか。
良く分かっている。
結城さんは、ただのリハーサルとしか思ってないだろうけど、私にとっては、このリハーサルはもう既に、夢の舞台の第1幕の始まり。


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