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「ふうちゃんの相手した後、俺も相手にするの、大変かな」


隠してたわけじゃないけど、今さっきまで私が永倉さんに抱かれていた事は、バレバレみたい。


「俺、実は童貞なんだよね」


「え、ウソ！」

それに驚き、振り返ると、すぐに顔を近付けて、キスをされた。


そのキスは、初めは軽くて、体を抱き寄せられると次第に深くなって行く。


この人の舌が私の口内を、舐めまわしている。


一枝さんの唇が、そっと離れた。



「嘘つき」


そう、ポツリと私の口から出た。


スッゴい、上手いキスで。


この人、けっこうな数の女性と関係を持ってるだろう、と思った。


一枝さんは、再びキスで私の口を塞ぐと、
私のカーディガンを脱がし、シャツの裾から手を入れて、私の胸を触って来る。


それは、触るというより、揉んでいるという感じで。


ブラジャーのホックも外され、直に触られている。



親指で、先端を撫でられ、キスをしてなかったら、声が出ていたかもしれない。


唇が離れ、私の口から荒い息が漏れる。


何を考えているのか分からない表情で、私の顔を見ていて、それが恥ずかしい。


胸をまさぐっていた手を、
今度は、スカートの中に入れて来る。


焦らすように、太ももを撫でた後、
その手は、私のパンツの中に入って来て、
その場所を触る。