恋した先輩には病みがある!?
でも醜態をさらした直後に戻って感想を求めるのも気まずいですし、またあと聞くことにしましょう。
そう思いながら更衣室に歩を進めました。
「ちょっと、あんたよね?筒井君につきとってる後輩ってのは」
「多分恋桃のことでしょうが、"斗愛先輩につきまとってる"ではなく"斗愛先輩とよく一緒にいる"と言っていただきたいです」
「は?今そこ関係ないし」
・・・なんということでしょう。
更衣室から校庭に戻ろうとしたところ、見知らぬ女性の先輩方に絡まれてしまいました。
現実でもそういうことあるんですね。
せっかく窓から校庭にいる先輩を眺めながら歩いていたというのに・・・!
残念なことに先輩に背を向けることになってしまいました。
まさかここにきてこんな使い古された展開が待っているとは夢にも思いませんでした。
「というかそもそもその呼び方!なんでちゃっかり名前で呼んでんの?筒井君のことは名字で呼ぶっていう暗黙のルールを知らないわけ?」
「知りません」
「は?筒井君ファンとしての常識だから!そんなことも知らずによくも筒井君に近づいたわね!」
「ほんとありえないから!」
「黙ってないで言い訳でもしてみたらどう?」
言い訳・・・ですか。
そう思いながら更衣室に歩を進めました。
「ちょっと、あんたよね?筒井君につきとってる後輩ってのは」
「多分恋桃のことでしょうが、"斗愛先輩につきまとってる"ではなく"斗愛先輩とよく一緒にいる"と言っていただきたいです」
「は?今そこ関係ないし」
・・・なんということでしょう。
更衣室から校庭に戻ろうとしたところ、見知らぬ女性の先輩方に絡まれてしまいました。
現実でもそういうことあるんですね。
せっかく窓から校庭にいる先輩を眺めながら歩いていたというのに・・・!
残念なことに先輩に背を向けることになってしまいました。
まさかここにきてこんな使い古された展開が待っているとは夢にも思いませんでした。
「というかそもそもその呼び方!なんでちゃっかり名前で呼んでんの?筒井君のことは名字で呼ぶっていう暗黙のルールを知らないわけ?」
「知りません」
「は?筒井君ファンとしての常識だから!そんなことも知らずによくも筒井君に近づいたわね!」
「ほんとありえないから!」
「黙ってないで言い訳でもしてみたらどう?」
言い訳・・・ですか。