恋した先輩には病みがある!?
「本気だよ。俺そんな嘘つくタイプに見える?」
「よく知らないのでわかりません」
「じゃあこれから知ってって」
「はぁ・・・」
なかなかしつこいですね。
でもここはびしっと言わないと。
「あの、ご存じだとは思いますが、恋桃は斗愛先輩のことが好きなんです。ですから一緒には帰れません」
「なんで?先輩はもう帰ったんでしょ」
「そうですが・・・」
恋桃が奥田君と帰ったら先輩はどう思うでしょうか。
嫉妬するでしょうか。気にしないでしょうか。それとも「もういいよ」って見放されるでしょうか・・・。
少しでも先輩が嫌な気持ちをする可能性があることを恋桃はしたくありません。
先輩に後ろめたいことなんかしたくない、でもそれを話しても通じるでしょうか。
どれも恋桃の杞憂かもしれないのに。
恋桃が言いよどんでいると、足音がこちらに近づいてきました。
「桃ちゃん」
その人の声はいつもの柔らかいものとは違う、ナイフのように鋭利なものでした。
「よく知らないのでわかりません」
「じゃあこれから知ってって」
「はぁ・・・」
なかなかしつこいですね。
でもここはびしっと言わないと。
「あの、ご存じだとは思いますが、恋桃は斗愛先輩のことが好きなんです。ですから一緒には帰れません」
「なんで?先輩はもう帰ったんでしょ」
「そうですが・・・」
恋桃が奥田君と帰ったら先輩はどう思うでしょうか。
嫉妬するでしょうか。気にしないでしょうか。それとも「もういいよ」って見放されるでしょうか・・・。
少しでも先輩が嫌な気持ちをする可能性があることを恋桃はしたくありません。
先輩に後ろめたいことなんかしたくない、でもそれを話しても通じるでしょうか。
どれも恋桃の杞憂かもしれないのに。
恋桃が言いよどんでいると、足音がこちらに近づいてきました。
「桃ちゃん」
その人の声はいつもの柔らかいものとは違う、ナイフのように鋭利なものでした。