鳳条先輩は私への溺愛が止まらないらしい。
『ごめん、桜妃…わかった、今日だけは、あいつと一緒に帰るの許すから、な?嫌わないでくれ…』


断固として認めなかったあのお兄ちゃんが、今日は鳳条先輩と一緒に帰っていいって言った……??


お兄ちゃん、どれだけ私に嫌われたくないの笑


「うん、分かった ありがとう」




そしてその日、私は久しぶりに鳳条先輩と帰ることに成功した。
< 118 / 302 >

この作品をシェア

pagetop