鳳条先輩は私への溺愛が止まらないらしい。
「………あぁ、悪い、1人だから、俺が出ていくしかなくて。」


「え、?」


「母さんは海外で俳優。父さんは代表取締役として、いろんなとこ飛び回ってる。だから今はこの家には俺しかいない。」


ええっ、鳳条先輩のお父さんとお母さんってそんなに凄い方たちだったの、?


それに、こんなに大きな家に1人って…寂しくなかったのかな。


風邪なんてひいたらもっと心細いはず。


それなら私は……


「鳳条先輩っ!私にできることあればなんでも言ってください!お腹とか空いてますか、?お粥とか作りますよ!欲しいものあれば買ってきます!」


たくさん鳳条先輩が人に甘えられるようにしたい。


「桜妃が、?お粥作ってくれんの、?」


「はいっ!」


「なにそれ、めっちゃ食べたい。」
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