✧*。最愛✧*。
「鈴は、今どこに住んでるの?」
ーーー『鈴』って呼んでたんだ…
「この近くだよ。雪君はアパートで一人暮らしなんでしょ?今度、遊びに行っていい?」
あ、それってマズイんじゃ……
私の私物がある雪夜のアパートに何も知らない鈴香が遊びに行ったら……
何て言うのか気になって、チラッと雪夜を盗み見た
「うん、いいよ」
何事もないように、サラッと答えてるけど どうするつもりなんだろ…
ーーー荷物、取り行くべきだよね…
付き合ってもいないのに、いつまでも置いとく訳にはいかないし…
黙って二人の会話を聞きながら頭の中で色々考えていると、ポンっと肩を叩かれた
「乃愛ちゃん、どうしたの?帰るよ?」
「え?あ…うん、ごめん。ボーっとしてた」
いつの間にか席を立ちレジに向かう二人に、苦笑いしながら私も後を追うように立ち上がった