✧*。最愛✧*。
歩いて すぐの公園に着くと、公園の片隅にあるベンチに見慣れた後ろ姿があった
「話しって、何?」
ぶっきらぼうな言い方に、肩を揺らして振り返る雪夜を見下ろした
「…乃愛。急に呼び出してゴメン…昨日、退院したんだ」
「そう。それで、話しって?」
フェンスに体を預けて空を見上げる
「俺さ、玲央にも言ったんだけど…目が覚めた時に……抜け落ちた記憶が戻ったんだ」
澄んだ空気に溶け込むような呟きに、思わず私は雪夜に視線を落とした