恋の魔法
一 あんたなんか大嫌い
私達は田舎に住んでいるため、クラスは各学年ひとクラスしかなかっから君とはずっと同じクラスだった。



今日もまた君とのケンカから始まった。


「おはよー♪」


いつもどおり教室入った。



「うるさいと思ったらお前かよ。お前は、体もデカいけど声もデカいのか」



こんな憎まれ口をたたくのは藤川圭人。



圭人と私、刹那 蓮は、顔を合わせるといつもケンカばかりしていた。



この時は、お互いに好きな人がいたんだ。




周りから見ても私達が仲良くすることは、地球がひっくり返ってもおかしくない感じだった。
< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop