君と過ごした最高な日ー残り1ヶ月の恋ー
ドキドキ、ワクワク

入学式


ふわん*✲゚*


桜の香りが、鼻を掠めた。

私は、足を止めて上を向く。

そこには、ピンク色の桜が満開に咲いていた。


「うわ〜、綺麗だな〜」


そう、今日は高校の入学式!


今年の3月に卒業して、4月からは高校1年生になるんだ( *´꒳`*)

ワクワク、ドキドキで何が待ち受けているのか楽しみだな«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク


再び前を向き、学校へと歩き始めた。



私の名前は、晴風 知里(はるかぜ ちさと)。

今年の春から高校1年生なるの。


私と同じ新入生が、続々と学校に歩いてくる。

と、その時。


トントン


誰かに肩を叩かれた。

「ん?」


私は、肩を叩かれた方を向く。

そこには、可愛らしいピンク色の女の子と思われる女子が、立っていた。


「ねぇねぇ(*^^)/ 私と友達にならない?」


私は、キョトーン。としてしまったらしく、その人は自己紹介をしてくれた。

「私の名前は、咲良 未(さくら みみ)。みみとかみっちゃんとかみーちゃんて好きに呼んでね!そして、この春新1年生になるの!
よろしくね!」

「じゃあ、……みみちゃんで」

「いいね!みみちゃん!気に入った!」

「私の名前は、晴風 知里。ちーちゃんとか好きなように呼んで?私も、今年の春から新1年生なの、よろしくね」

「私は……ちーって呼ぶ!」

「ちー……いいね!改めて、よろしく!」

「よろしく!ところでさぁ」

「ん?なぁに?」

「ちーって、可愛いね!ちーの髪色はさ?水色だね!私も、同じこと言えないけど。。。」

「みみちゃんも、飛び抜けて可愛いよ!」

「(*´艸`)大袈裟」

「いやいや」


初日から、新しく友達ができました!


私たちは、再び学校へと歩き出した。


みみちゃんは、髪が肩まで長くて髪色はピンク。

背丈は、低くて可愛い。

可愛いアイドルみたいな感じ。


私は、みみちゃんより若干長く髪の色は水色。

背丈は、高い方。164cm。

自分で言うのは苦だけど、大人びた方だと思う。


これから始まっていく学校生活。

最初から、順調に進んでます!




玄関前。

クラス表。


私とみみちゃんは、1年C組クラス。同じクラスだ。


「みみちゃんと、同じだ!やった!」

「ほんとに、嬉しい!」


私たちは、上履きに履き替えてCクラスに向かった。


Cクラス。


「うわ」

「……なんか、凄いね」


入ってビックリΣ(゚д゚;)

教室中は、髪色が濃い人たちでいっぱいだった。

金色や銀色、紫色……。

Cクラスって、問題児が沢山いるとこなのだろうか。


すると、1人の男子学生が私たちの前に来た。


この時から、その男子学生は私のことが好きで近づいていたとも知らずに。


私が好きになるのは、先の話。


「お前らも、髪濃いな」

「え?」

「……は?」


第一印象は、最悪だった。



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