★.:* ◌𓐍𓈒 LAST シンデレラ 𓈒𓐍◌ *:.★~挙式前夜に運命の出逢い~
「何?」
「……もう奇跡以上に運命だな」
……義姉との名前のこと?
「大袈裟ですよ。半分血が繋がってますし」
彼は、私の返事に苦笑いして首を横に振りながら立ち上がった。
「確実に運命……。結のお好みエンディングプランは、やっぱシンデレラストーリー? 」
「……そうですね。……ラストシンデレラになりたい。でもそんなの物語の中だけです」
すると彼は、立ち上がりまるで王子様のように右手を差し出し、とびっきりの胸キュンスマイルで私の視線もハートも釘付けにした。
「なれる! 結が、望めば今すぐハッピーエンドにさえ」
……できるなら今すぐハッピーエンドがいい。凌駕さんとこのまま離れたくない!
でも彼の約束された未来を壊すわけにいかない、彼女を裏切る事もできない。
また必死に唇で弧を作り力なく左右に首を振り返した。
「……結には、フラれっ放し。……まだ時間はある。もう一度良く考えてみて。……そろそろ帰るよ。御馳走様」
私は、背を向けた彼の背中につい思わず抱きついた。
「……結?」
お願い! ……帰らないで……今夜だけでいい、そばにいて……。
「よしよしする?」
凌駕さんは、頷きながら手を離す私を優しく抱き締めると、長く髪を撫で続けてくれた。
「……何かほしい物は? 約束したじゃん。俺にできることなら何でも用意するよ」
今ほしいのは、1つだけ。凌駕さんが、ほしい……ずっとずっとそばにいてほしい。
でもそんな事言えるわけもなく、彼の胸にただただ身を預け続けた。
「携番置いてくから気が変わったらすぐに連絡して」
私は、最後によしよしして腕を解く彼をまた無意識にギュッと抱き締めた。
彼は、そんな私をまた優しく包み今度は背中を叩き始めた。
……誰かに包まれて、こんなに安心していられるのはきっと初めて。心のささくれが、少しづつ整ってくみたい。不思議……まだ出逢って間もない人に、こんなに素直で自然な私でいられるなんて。やっとやっと出逢えたのに……凌駕さんがいてくれるだけでいい……。
私は、これで最後なら一度くらい私も革命起こしてみたいと願う。そして今まで感じたことない緊張感でお腹に痛みを感じながら、カラカラに乾いた口を開き彼を見上げた。
「……私、清水から飛び降ります。…………私、経験ないんです」
「……?」
「…………男性経験」
明らかに動揺したのが緩まる腕から伝わってきた。
だよね……普通この歳でなんて珍しいよね? 心から結婚したいと想える人と……って決めてたけど、今誰より凌駕さんがいい。
「お願いです。……私の初めてをもらって下さい」
私は、彼の硬い胸に顔を隠し、恥ずかしさで震えそうな声を必死に絞り出し心から哀願した。
「……もう奇跡以上に運命だな」
……義姉との名前のこと?
「大袈裟ですよ。半分血が繋がってますし」
彼は、私の返事に苦笑いして首を横に振りながら立ち上がった。
「確実に運命……。結のお好みエンディングプランは、やっぱシンデレラストーリー? 」
「……そうですね。……ラストシンデレラになりたい。でもそんなの物語の中だけです」
すると彼は、立ち上がりまるで王子様のように右手を差し出し、とびっきりの胸キュンスマイルで私の視線もハートも釘付けにした。
「なれる! 結が、望めば今すぐハッピーエンドにさえ」
……できるなら今すぐハッピーエンドがいい。凌駕さんとこのまま離れたくない!
でも彼の約束された未来を壊すわけにいかない、彼女を裏切る事もできない。
また必死に唇で弧を作り力なく左右に首を振り返した。
「……結には、フラれっ放し。……まだ時間はある。もう一度良く考えてみて。……そろそろ帰るよ。御馳走様」
私は、背を向けた彼の背中につい思わず抱きついた。
「……結?」
お願い! ……帰らないで……今夜だけでいい、そばにいて……。
「よしよしする?」
凌駕さんは、頷きながら手を離す私を優しく抱き締めると、長く髪を撫で続けてくれた。
「……何かほしい物は? 約束したじゃん。俺にできることなら何でも用意するよ」
今ほしいのは、1つだけ。凌駕さんが、ほしい……ずっとずっとそばにいてほしい。
でもそんな事言えるわけもなく、彼の胸にただただ身を預け続けた。
「携番置いてくから気が変わったらすぐに連絡して」
私は、最後によしよしして腕を解く彼をまた無意識にギュッと抱き締めた。
彼は、そんな私をまた優しく包み今度は背中を叩き始めた。
……誰かに包まれて、こんなに安心していられるのはきっと初めて。心のささくれが、少しづつ整ってくみたい。不思議……まだ出逢って間もない人に、こんなに素直で自然な私でいられるなんて。やっとやっと出逢えたのに……凌駕さんがいてくれるだけでいい……。
私は、これで最後なら一度くらい私も革命起こしてみたいと願う。そして今まで感じたことない緊張感でお腹に痛みを感じながら、カラカラに乾いた口を開き彼を見上げた。
「……私、清水から飛び降ります。…………私、経験ないんです」
「……?」
「…………男性経験」
明らかに動揺したのが緩まる腕から伝わってきた。
だよね……普通この歳でなんて珍しいよね? 心から結婚したいと想える人と……って決めてたけど、今誰より凌駕さんがいい。
「お願いです。……私の初めてをもらって下さい」
私は、彼の硬い胸に顔を隠し、恥ずかしさで震えそうな声を必死に絞り出し心から哀願した。