BL
俺はゲイだ。
今まで誰に告白しても「気持ち悪い」の一言で片付けられてしまっていた。
だから、大学生になってからは絶対に隠し通してやる!
という気持ちで、大学生活を謳歌していた。
でも、それでは性欲をどうにもできない。
たまに、マッチングアプリで性欲を発散していた。
いつもは、隣町まで行くのだが今日は油断していた。ホテルに入って行く写真を後輩の蓮に撮られてしまった。
次の日、蓮に「これ、春斗先輩ですよね?」
と言われ、「頼む!消してくれ!」
「え、嫌です。」
「な、なんで?」
「春斗先輩がお願いきいてくれるなら消してあげます。」
「どんなお願い?」
「俺とセックスしてください。」
「え、え、無理だよ!!」
「じゃあこれはネットにあげちゃお」そう言ってスマホを見せつけてきた。
そこには昨日の自分の写真があった。
もうダメだと悟った。そして僕は「わかったよ。」と言った。すると蓮は嬉しそうな顔をした。
その日から僕たちは体だけの関係になった。
最初は、僕のことが嫌いなのか? と思っていたが、蓮はいつも好き好きアピールをしてくる、だからか、最近は蓮のことが好きになっていた。
だけど、そんな幸せな日々も長くは続かなかった。
ある日、いつものように行為が終わったあと、蓮が突然
「春斗先輩もうこれで最後にしましょう。」と言ってきた。
「え、なんで?」
泣きそうになりながら蓮にきく。「だって俺たちの関係ってセフレじゃないですか。もうやめにしませんか?」
涙目になりながらも必死になって理由を聞く。
「俺には彼女がいるんです。だからセフレ切ろうと思ってるんですよ。」
「そっか……。」
「すいません。あ、写真は消します」
「あ、ありがとな!じゃあ、俺帰るわ!」と、平気なふりをして帰った。
家に帰って1人で泣いた。
結局、蓮も今までのやつと同じだったのかよ。
しばらく、大学を休んだ。
一週間後、大学の食堂ですれ違った。
笑顔で手を振ってくる蓮を見て、少し胸が痛くなった。
この前あんなことがあって別れたはずなのに、どうしてこいつと一緒にいるだけでこんなにもドキドキするんだろうか……
「おい、春斗。最近元気ないけど大丈夫?」
「うん、全然へーきだよ!」
「嘘つけ!絶対なんかあっただろ!」と、玲央、俺の親友だ。唯一俺がゲイだということを知っている。いつもはおちゃらけてるやつだ。そんなやつが真剣な顔で言うからドキッとした。
「実は……」とこれまでのことを話した。玲央は「そいつお前に気があるんじゃねえの?」と言ってきた。そんな訳ない、蓮は俺のこと何とも思ってないんだから。それは分かってるから、早く諦めなくちゃいけないのに、諦められない。フラれてもいいから告白しよう!と思い、蓮に会いにいった。
「蓮!ちょっといいか?」
「春斗先輩…いいですよ」
「あのさ、俺、蓮の事好き!」
「俺も好きですよ、春斗先輩は良い先輩ですから。」
「そ、そういう意味じゃなくて、恋愛として!蓮の事好きなの!」
蓮は驚いた顔をしていた。
そりゃ驚くよな…
「ご、ごめん!返事はいらないから!俺が伝えたかっただけだから!」
と言い帰ろうと思った。すると、
「ちょっと待って!」と腕をつかんできた。
「俺も春斗先輩の事で好き」「え?」
「実は、ずっと先輩の事好きだった、でも春斗先輩は俺のこと好きじゃないと思ってたから、セフレの関係が辛くて…だから、彼女がいるなんて嘘をついてセフレを辞めた」「え?どういう事?」
「つまり、俺と付き合ってください!」
俺はびっくりして腰が抜けた。
「お、おう……」
そう答えると蓮は笑顔になった。
その後、2人は大学内でも有名なラブラブカップルとなった。
今まで誰に告白しても「気持ち悪い」の一言で片付けられてしまっていた。
だから、大学生になってからは絶対に隠し通してやる!
という気持ちで、大学生活を謳歌していた。
でも、それでは性欲をどうにもできない。
たまに、マッチングアプリで性欲を発散していた。
いつもは、隣町まで行くのだが今日は油断していた。ホテルに入って行く写真を後輩の蓮に撮られてしまった。
次の日、蓮に「これ、春斗先輩ですよね?」
と言われ、「頼む!消してくれ!」
「え、嫌です。」
「な、なんで?」
「春斗先輩がお願いきいてくれるなら消してあげます。」
「どんなお願い?」
「俺とセックスしてください。」
「え、え、無理だよ!!」
「じゃあこれはネットにあげちゃお」そう言ってスマホを見せつけてきた。
そこには昨日の自分の写真があった。
もうダメだと悟った。そして僕は「わかったよ。」と言った。すると蓮は嬉しそうな顔をした。
その日から僕たちは体だけの関係になった。
最初は、僕のことが嫌いなのか? と思っていたが、蓮はいつも好き好きアピールをしてくる、だからか、最近は蓮のことが好きになっていた。
だけど、そんな幸せな日々も長くは続かなかった。
ある日、いつものように行為が終わったあと、蓮が突然
「春斗先輩もうこれで最後にしましょう。」と言ってきた。
「え、なんで?」
泣きそうになりながら蓮にきく。「だって俺たちの関係ってセフレじゃないですか。もうやめにしませんか?」
涙目になりながらも必死になって理由を聞く。
「俺には彼女がいるんです。だからセフレ切ろうと思ってるんですよ。」
「そっか……。」
「すいません。あ、写真は消します」
「あ、ありがとな!じゃあ、俺帰るわ!」と、平気なふりをして帰った。
家に帰って1人で泣いた。
結局、蓮も今までのやつと同じだったのかよ。
しばらく、大学を休んだ。
一週間後、大学の食堂ですれ違った。
笑顔で手を振ってくる蓮を見て、少し胸が痛くなった。
この前あんなことがあって別れたはずなのに、どうしてこいつと一緒にいるだけでこんなにもドキドキするんだろうか……
「おい、春斗。最近元気ないけど大丈夫?」
「うん、全然へーきだよ!」
「嘘つけ!絶対なんかあっただろ!」と、玲央、俺の親友だ。唯一俺がゲイだということを知っている。いつもはおちゃらけてるやつだ。そんなやつが真剣な顔で言うからドキッとした。
「実は……」とこれまでのことを話した。玲央は「そいつお前に気があるんじゃねえの?」と言ってきた。そんな訳ない、蓮は俺のこと何とも思ってないんだから。それは分かってるから、早く諦めなくちゃいけないのに、諦められない。フラれてもいいから告白しよう!と思い、蓮に会いにいった。
「蓮!ちょっといいか?」
「春斗先輩…いいですよ」
「あのさ、俺、蓮の事好き!」
「俺も好きですよ、春斗先輩は良い先輩ですから。」
「そ、そういう意味じゃなくて、恋愛として!蓮の事好きなの!」
蓮は驚いた顔をしていた。
そりゃ驚くよな…
「ご、ごめん!返事はいらないから!俺が伝えたかっただけだから!」
と言い帰ろうと思った。すると、
「ちょっと待って!」と腕をつかんできた。
「俺も春斗先輩の事で好き」「え?」
「実は、ずっと先輩の事好きだった、でも春斗先輩は俺のこと好きじゃないと思ってたから、セフレの関係が辛くて…だから、彼女がいるなんて嘘をついてセフレを辞めた」「え?どういう事?」
「つまり、俺と付き合ってください!」
俺はびっくりして腰が抜けた。
「お、おう……」
そう答えると蓮は笑顔になった。
その後、2人は大学内でも有名なラブラブカップルとなった。