魔法石の錬成修行（闘病記録）
あそこなら安心できる。
紹介状を、そこの病院にしてもらおう。
決めると、少し安心して眠った。

夕方５時に電話があった。
クリニックの医師からだった。

「血液検査の結果で、炎症反応の値が高いです。
病院に紹介状を書くのですが・・」

私はすぐに言った。
「○○病院でお願いします。
母もそこでお世話になりましたし」
「わかりました。取りに来れますか？」
「明日・・伺います。
ありがとうございました」

電話を切ると、すぐに職場に連絡をした。
「今週いっぱいは出勤できません。
クリニックから病院の紹介状が出ます。
点滴だけで、食事もとれていません」

紹介状というワードに、管理職が反応した。
「ああ、わかりました。無理しないように。
詳しい状況がわかったら、
また連絡してください」

電話を切って、すぐに姉に電話した。
メールを打つ気力がない。
「ああ、どうしたの？大丈夫？」
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