魔法石の錬成修行(闘病記録)

<魔法石の顕現>

目覚めたのは春色ではなく、
強烈などす黒さだった。
いや・・
強烈なみぞおちの痛み。

痛みは強い力で、押さえつけられるように
グイグイ来る。

人生で体験したことのない痛みだった。
横隔膜が上がりっぱなしで、
呼吸が、息が、入りにくい。

吸う息が入りにくい・・・
寝て横になっても、楽にはならない。

痛みのひどさで、何とか布団の上に正座し、
胸に強く拳をあてて、かがむように背中を丸めた。

時計を見ると12時だった。

<戦いの始まり>1日目

痛みは異常だ。
やばい、やばい、やばい・・・
まずい、まずい、まずい・・・

何とかスマホを出して、24時間救急対応の電話相談を調べた。
救急車を呼ぶべきか、
相談する窓口になる。

救急車を呼ぶ・・
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