魔法石の錬成修行(闘病記録)
経口補水液どっかにあったかな。
夏に熱中症予防で
カートン買いしたのが、あったはず。

ああ、でも気持ち悪い、
最初ほどではないが、
まだ胸も痛みがあった。

携帯は寝室に置きっぱなしだが、
取りにいく力がない。

目を閉じた。
とにかく体力を温存すること。

朝になれば、SOS出せる。
親類は遠方だ。
すぐには来れない。
友達とか、後輩とか・・

そうだ、熱を測らなくては、
コロナの問題もあるし。
発熱していれば、医療機関にかかるハードルが高くなる。

血圧も計ろう・・・
こたつの上には、体温計と血圧計がいつも置いてある。

血圧は毎朝計って、記録するのが習慣になっていた。

起き上がれるのか・・
起き上がらなくては・・・
決心して、決心して・・・

何とか上半身を起こして、体温計を取ることができた。

寝たまま計った。
35度7分
体温は平熱だったので、
少しほっとした。

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