異世界恋愛
憧れな婚約とは??
『私のことは、ほっとい…て…ハァハァ』

息切れが出始めた。そんなの、カナタノにバレるのは、嫌だけど、バレないはずもなく……

『息切れ……。リマ、…息切れが出てきてるね。横になろ??』

あァァ。カナタノ………。大好き大好き大好き。何回でも言いましょう。

『って、何…で……、そんな……事っ……いッ……てんのさ……ハァハァ』


『どんなこと言ってんだ??何も言ってなかったが……?

ヱッチなこと…しちゃう…??
リマが元気になればだがな……。ご褒美としてな。』

『カナタノ…………。だ、…大…好き……です。えっと……けっ…こん……してくッ……ハァハァハァ』


『ハァァァァイっ。そこまでっ!!分かったから……。また、元気になれば、息切れせずにはっきりと言ってくれ。なっ??』

『う……うん……。』


私の返事のあと直ぐに唇に少し暖かいような感覚がきた。

それは、


キス

だった。

何回か連続でされ、最高なキス。何よりも最高なキス。そんなキスになった。あの感覚を忘れたく無い…。気もちを忘れたく無い……。願いが叶うのなら、毎日キスしてもらう。そして、具合悪い日は、普段の倍キスしてもら。なんて、…叶うはず無いか……。
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