エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】  ~続編更新中~
恋は突然に

「ああん!ちょ―――と、まっ」

「待つの?いいよ?」

そう言いながら私の上に乗っかっていた男は離れていく。

「待ってどうするの?この状況はそっちだって苦しいでしょ?」

そこには憎らしいくらい整った顔があり、刺激が欲しくて勝手に動いてしまう私の身体を見下ろしていた。

「やっぱ欲しいんだ?素直になれば?」

「――――ひ、ひ・にん・・してよぉ」

「避妊?ああ―――。でもさ、それしちゃうと俺の本気度が伝わんないよね?」

そう言いながら再び私に覆いかぶさってくるけど、身体を使って刺激するだけでおあずけ状態なのは変わらない。

「いやらしい腰つき。胸も可愛いし…また舐めちゃおっと」

言葉は可愛いのに舌づかいは激しい。
時々歯をたててくるから体が知らず知らずのうちにビクンビクンとはねる。


もう――――。

イケメンで、ハーフで、高学歴で高収入で・・・・極上の男が私の上で憐れもないない姿で胸に顔埋めてるとかさ…。

夢じゃん?これ現実じゃないでしょ?

噂通りに腹筋われてるし、エッチ上手いし、理性が飛びそうなんだけど。


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