エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】 ~続編更新中~
今は定職に就かず株を運用したり知人の仕事を手伝ったりしている。
実家にも季節的に帰って仕事をしているみたいだ。
「ある意味元の会社で働いてた時よりも忙しいけど仕事が楽しいんだよね」
「なんだかそれって定年を迎えた人みたいな言い方だよね」
「まったくもってそれに変わりないわ、早期退職したもんだもんな」
お昼はミヲ君特製のおにぎり弁当を頬張り、その後は釣れた魚を予約していたデイキャンプ場のキッチンや貸コンロを使って料理してくれた。
野菜と一緒にホイル焼きにしたり、小さなものは串刺しにして塩焼きにしてくれたり。
大きな魚はぶつ切りにして野菜たっぷりのお味噌汁にしてくれた。
魚が入ってるのに味噌?と思ったけど、これがまた美味しかった。