あなたが社長だなんて気が付かなかった〜一夜で宿したこの子は私だけのものです〜
あの日から気持ちを入れ替え私は後輩のタチの悪い冗談にも受け流し仕事をしていた。
あんな男と結婚するこの子も大した女じゃない、そう思えた。

あの彼は私の名前をたまたま知ってしまったが私は彼の名前も知らないまま。

でも一期一会の出会いだった。
多分一生忘れることのない出会いだった。
彼に会えたお陰で前を向いて歩いて行ける。
たった3時間話しただけ。
でもこの3時間が私のターニングポイントになった。
これから胸を張って生きていきたい。

後輩を相手にせず、仕事を淡々とこなしていると周りは今まで腫れ物に触るような扱いをしてきたがそれは無くなった。
こうして時が解決してくれると思った。
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