入学初日にプロポーズされました
「なに、遥と私の関係についてあなたは機嫌が悪くなってるの?」

「ご名答、やっぱり希穂ちゃんエスパーだね。結婚しよ?」


表情がいつもと違くてもこの男はこの男

発言がおかしいのは変わらない


だけど、心なしか声のトーンが低い


「ありえない」

「で?答えて?」

「…………答えたくないって言ったら?」


気づいたらそう漏らしていた

いつもなんだかんだこいつの言うとおりになっていたのが悔しかったのかもしれない


私たちの間に無言が流れる


時間は大丈夫なのだろうか…


「────────」

「っ……ぁ」


いつものような爆弾発言

その中に本気が混じっていた気がして思わず息を呑む
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