溺愛体質の先輩が甘くするのは私だけ。
「あ、わたあめ屋さん見えましたよ!千星くん!」

「!う、うん……」


あれ、いまキュンじゃなくてギュンッ!て音がした気がする……。


めちゃくちゃ、ドキッてした……。


「あ、あのっ……全部食べ切れる気がしないので、2人で食べませんか……?」

「……え?いいよ」


やばい、その上目遣いも可愛すぎ。

……にしても。


「真白、下駄、大丈夫?」


少し歩きにくそうだけど……。


「?あ、はい!大丈夫です!」

「ならよかった」


少し心配だけど……。


過保護すぎても、うざいヤツにやるかもだし……ほどほどに……。

そんなことを思いながらわたあめを購入した僕たち。


もうすぐ花火が上がるとのことで、付き合った時にも訪れた人のいないところへ行くことになった。





その場所についてから、ベンチに腰をかけて2人でわたあめを食べ始める。


「……!美味しいです……!」

「ふふっ、よかった」
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