溺愛体質の先輩が甘くするのは私だけ。
「……なんだったんでしょうね〜」

「ふふっ、ね?真白ちゃんは鈍感で可愛いなぁ。……さすがに許せないけど」

「?な、なんか私変なことしましたか!?」

「ふふっ、ううん」


先輩はなぜか不敵の笑みを浮かべる。


「真白ちゃん、ずーっと僕と一緒にいてくれる?」

「は、はいっ……!私なんかでよければっ……!」


ずっと、一緒にいたい……!!


「私なんか?真白ちゃん、私なんかとか言わないで?真白ちゃんは女神なんだから」

「またまた……大袈裟ですよ。けど、ありがとうございますっ……嬉しいです」

「ふふっ、大袈裟なんかじゃないんだけどなぁ。」

「大袈裟ですよ。あ、でも、先輩は王子様みたいですっ……!」


い、言っちゃった……!


ちょっと、いやとっても恥ずかしかったけれど……いつも先輩は私のこととっても褒めてくれるから、たまには言い返したくて。


「……なにそれ、めっちゃ可愛。ふふっ、ありがとうね、真白ちゃん」

「い、いえっ……!」


よかった、喜んでもらえてっ……!


こんな感じで、私たちはいまとっても、ラブラブっ……なのかな?


***


その3ヶ月後、色々な行事があったけれど、先輩とも仲良く、甘やかされながら時が過ぎた。


そして、1月。


なんと、先輩の誕生日は1月8日。

実は……1月8日は、明後日なのだ。

< 70 / 150 >

この作品をシェア

pagetop