弱虫の君に愛の言葉を




目を疑った。


そこには、17歳には見えない男性がいた。


明らかにイケメンの部類に入るであろう。


サラサラな髪と吸い込まそうな瞳は漆黒。

そして、180cm以上あるであろう身長に程よい体つき。

おとぎ話から出てきたような人だった。



けれど、彼が纏う空気冷たい。



けれど、そんな空気も彼に似合っている。






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