友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~
すると、満足したように彪雅の口角が上がった。


「今の…最高なんだけど。もしかして慈美、煽ってる?」

「そ…!そんなんじゃないよ…!」

「慌てる慈美もかわいい」

「も〜…。からかわないでっ」


わたしたちは微笑み合うと、強く強くお互いを抱きしめた。


「慈美、愛してる」

「わたしもだよ、彪雅」


そうして、ぼんやりと朝日が差し込む明け方の倉庫内で、わたしと彪雅は再び愛を誓ったのだった。



それから、数ヶ月後――。

わたしたちは、平凡な日々を過ごしていた。


一之瀬くんのケガはすっかりよくなり、病院送りにされた慶さんたちも無事に退院した。


MiLLiONの噂は、あれからパッタリと耳にすることはなくなった。

解散したのではないかという話も聞くけれど、本当のところはどうかわからない。
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