友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~
「このビルの向こう側に、新しいアイスクリーム屋さんがオープンしたんだって。ほら、最近テレビでよく見る――」

「あっ!知ってる!わたしも行きたいと思ってたんだっ」

「じゃあ、決まりね!」


わたしたちは、アイスクリーム屋さんへ向かった。



途中、横断歩道で信号待ちをしていたとき――。


「そこのお2人さ〜ん!これからどこ行くのっ!?」


…またナンパだ。

やれやれと、ため息をつきたくなる。


横断歩道の信号が青に変わり、わたしと由奈はナンパを無視して渡った。


「ねぇねぇ、聞いてる!?無視…?」


しかし、ナンパもしつこい。


こちらから渡る人と、あちらから渡ってくる人の中に入り交じり、ナンパをまくようにしてわたしたちは速歩きをした。


すると、横断歩道を渡りきって少ししたところで、前を歩いていた由奈が突然ピタリと立ち止まった。
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