友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~
あまりにも急に止まるから、わたしは危うく由奈にぶつかりかけた。


「…どうかしたの?」


なにもないところで止まるものだから、何事かと思っていると――。

由奈の目の前には、わたしたちよりも頭1つ分ほど背が高い男の人が立っていた。


金髪で、鼻や口にピアス。

…見るからに、こわそうな人。


そんな人がいきなり路地から現れ、由奈の行く手を阻んだため、由奈は急に立ち止まるしかなかったのだ。



「…おい、見つかったか?」


すると、さらにもう1人、路地から男の人が現れた。


この人も、耳にたくさんのピアスをつけていて強面で、関わってはいけない感じだとすぐにわかる。


「ああ、見つけた」

「この女が?」

「そうだ」


そして、2人はじっと由奈を見下ろす。


「なっ、なに見てるのよ…!」
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