友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~
「…ん〜っと。…たぶん大丈夫みたいっ。慈美が助けてくれたおかげだよ」

「そっか…。よかった…」


由奈が無事だとわかって、安心した。


「…でも、ここってどこなんだろう……」

「わからない…。わたしもさっき目が覚めたところだから」


不安げな表情を浮かべながら、2人で顔を見合わせる。


スマホを確認したけど、…圏外だった。


だから、だれかに助けを呼ぶこともできないし、そもそもここがどこかもわからない状況だった。


この部屋には窓は一切なく、出入り口は…ただ1つ。

わたしたちがいるソファから真正面にある、古びたドアのみだ。


「…どうする?慈美」

「どうしようか…」


今の状態はよく理解できないけど、1つ言えることは、わたしたちは知らないだれかに連れ去られたということ。
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