友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~
由奈は面識はないようだし、わたしだってあんな人たちは知らない。


でも、彼らはなにか目的があってわたしたちをここへ連れてきた。


となると、きっとそう簡単に逃がしてはくれないはず。

あのドアにだって、きっと外側から鍵がかけられている違いない。


そう思いながらも、試しにドアノブをひねってみると――。


…ガチャッ


なんと、いとも簡単にドアが開いた。


だけど、そのドアの先になにがあるのかがわからない。

だから、こわくてそれ以上ドアを開けることができなかった。


「…えっ、なに!?もしかして、開いてたの!?」


後ろから様子を見ていた由奈が、慌てて駆け寄る。


「それなら、楽勝じゃん!早くここから出ようよ!」

「…待って、由奈!ここは慎重にっ――」


と言ってみたけど、すでに遅かった。
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