友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~
みんな似たような派手な頭や格好で、その光景に思わず呆然となる。


男1人か2人だけなら、もしかしたら隙を突いて逃げられるかもしれない。


そんな淡い考えは、あっという間に崩れ去った。


他にこんなに仲間がいたら、……逃げられるわけがない。


由奈も目の前に広がる圧倒的な人数に、口をポカンを開けている。



「ほらっ。さっさと前に進め」


後ろから男に押され、無理やり足が一歩前に出る。


ここは、どこ…。

それに、この人たちは一体――。


そう思っていると、わたしたちのところへ背の高い茶髪の男の人がやってきた。


「そんな乱暴ことしたら、女の子たちが怖がるだろ?」


その人は、わたしたちを連れてきた男に言っている。


「…すみません」

「仮にも、彼女たちは『客人』なんだから」
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